英会話マスターぶろぐ。

英会話学習歴約2年。インターナショナルスクールで働く私が、英語をメインに好きなことを書いています。

英語のシャドーイングはしちゃダメ!その理由ともっと効率のいい勉強法


リスニング力を鍛えるには、シャドーイングが一番効果的とあちこちで言われていますが、ちょっと待ってください!


実はその信じ込んでいる事実が、英語学習を妨げてしまいます。


シャドーイングをするべきではない理由と、もっと効果的な方法を紹介します。





シャドーイングとは


シャドーイングとは、スクリプトを見ずに、聞こえてくる音声を追いかけるように(影shadowのように)発する練習方法です。


頼れるのは音だけなので、リスニング力が上がるのはもちろん、そっくりそのまま真似をするため発音がよくなります。

英語独特のリズムもつかむことができます。


リスニング力をもっとつけたいと悩んだとき、勧められるのはシャドーイングであることが多いです。


私もやったことがあります。


メリットしかないように思えますが、全くおすすめできません


その理由を説明します。


シャドーイングをすべきでない理由


シャドーイング経験者なら分かると思うのですが、シャドーイングはめちゃくちゃ難しいです。


英語学習方法の中でもトップクラスに入る難易度です。


試しに日本語でやってみてください。

日本語ならできると思いますが、それでも集中してやらないと追いつけないと思いますし、したあとは疲労感がすごいと思います。


これが、シャドーイングをやるべきではない理由です。


「え? きついならその分効果があるんじゃないの?」


と思われたかもしれません。


それは、シャドーイングをちゃんとこなすことができた場合です


使用する教材の難易度にもよりますが、シャドーイングに初めて挑戦するほとんどの人は、最初の数単語を発音した後、ごもごもするだけで追いつくことはできないと思います。


それではシャドーイングの効果は得られません


読み書きを中心に英語を学習してきた日本人は、そもそも聞いても分からない単語を理解して発音することができません。


シャドーイングは、ディクテーション(聞こえた音声の書き取り)がほぼ完璧にできて、更に上を目指したい方がする訓練方法であり、英語初級~中級者が挑戦するには無理があります。


挑戦した結果、全くできずに自信を失ったり、英語を勉強することを苦に感じるようになるのが最悪のパターンです。


プロを目指している方などを除き、シャドーイングに挑戦することで得られるメリットよりデメリットの方が多いのです。




シャドーイングよりも効果的な勉強方法


「シャドーイングをせずに、どうやってリスニング力を伸ばせばいいの?」


その答えは簡単で、オーバーラッピングです。


オーバーラッピングとは、聞こえてくる音声をスクリプトを見ながら同時に発音する方法です。


シャドーイングよりも難易度はグッと下がるので、初心者の方でも挑戦しやすいと思います。


シャドーイングにかけられる時間があるなら、オーバーラッピングに費やしましょう。


よりオーバーラッピングの効果を得るためのポイントは、自分の声を録音することです。

  • 効果的な練習方法


まず、教材を用意します。


リスニング用のものでも、ディズニー映画などでもスクリプトがあるものなら何でもいいのですが、スクリプトを見て意味が分かるものを選んでください。


アクション映画などはスラングが多いことに加え、ごもごもと話しているシーンは聞き取りにくいため、個人的には子供も楽しめるようなアニメーションがおすすめです。


その中から初めは1分程のシーンを練習します。


まず、スクリプトを見ながらお手本(ネイティブ音声)を聞いてみましょう。


初級レベルの方は、スクリプトを先に読んで内容を入れておくのもいいと思います。


その後音声と一緒に英語を話します。


少なくとも5回は一緒に発音します。


ほぼ同じ速度で言えるようになったら、次は自分の声を録音してみてください。


音声はイヤホンで聞いて、スマートフォンで自分の声だけ録音するのが望ましいです。


客観的に自分の話している英語を聞いてみると、想像とのギャップに驚くと思います。


私も今は慣れましたが、初めは聞きたくない!と思うほど恥ずかしかったです。


その理想と現実を埋めるように、自分の英語を少しずつ矯正していきます。


音声と自分の声を交互に聞いて、「ここのリンキングが下手だな」とか、「この単語がカタカナ発音だな」というふうに、研究、改善をします。


その後に音声を通して聞いてみると、最初に聞いたときよりもずっとクリアに英語が聞こえてくると思います。


これは、自分の発音できる音は聞き取れるという法則の効果です。


これを繰り返すことによって、また同じような文章がでてきたときにも、「あ!これ知ってる!」と聞き取れるようになっていきます。


リスニング力はすぐには伸びません。


私も教材の英語は聞き取れても、ネイティブの容赦ない弾丸トークは未だに聞き取れないときもあります。


でも、毎日独学で特訓している効果を毎日感じます。


英語がクリアに聞こえる感動を、ぜひ味わってください!